最終的に消化します

胃腸虚弱の食事記録や、もろもろ。

『朝食を抜くと病気は治る』を読んでみた

一日二食界の二大巨頭のお一人、甲田光雄先生の『朝食を抜くと病気は治る』を読んでの感想です。
本当は、他の本を借りたかったんですが、大阪市の図書館では予約人数がすご過ぎたので、そちらはアキラメーテ、こちらをば。

 

 

理論としては、前に読んだ石原先生の著書と同じで、午前中は排泄の時間だから、朝食を抜きましょう、腹八分目の少食にして、軽い運動を習慣付けましょうということ。
細部は、色々と、違うんですが基本はそういうこと。
これは東洋医学の世界では、常識なのかしらん。

 


で、ここからは、この本について。
まず、この療法で様々な体の不調を治した人たちの体験記が、かなりの割合を占めているので、まぁ、これは無くてもいいかなと思う。
一章(朝食抜きのメリットについて)と、五章(具体的な実践方法)だけ読めばOK。

まず、甲田先生の朝食抜き(半日断食)は、前日の夕食から、昼食までの間隔を、18時間(16時間は許容範囲)は開けるという働いている人には厳しめ。
朝は野菜ジュース、水分をしっかり補給、柿の葉茶を飲む、水分は空腹時に摂る、スイマグ(暖下剤)もしくはミルマグ(一般薬局で売っているらしい)で便通をつける……の後に、基本の4つのポイント。


1.朝食を食べずに午前中は水分のみをとる
2.昼食と夕食の量はふだんより軽めにし、間食や夜食をしない
3.水分は生水とか柿の葉茶で1日1.5~2Lを目安にとる
4.慣れてきたら肉や乳製品を避け、油、刺激物は避ける。

※ アルコールは1日にビールなら大1本、日本酒なら1合、ウイスキーならW1杯(60ミリリットル)以内にする。


第1ステージ


◎朝食を抜く。
◎生水と柿の葉茶を飲む。両方で500ミリリットル以上。
◎野菜ジュースを飲む。市販の野菜ジュース、加工した粉末を溶かして飲むのでもかまわない。


◎昼食の量を従来の8割にする。食事の内容は問わない。塩(天然塩)3グラムをご飯にのせて摂取。


◎食事の量は以前と同じでよい。ただし、食べ過ぎないように腹八分目を心がける。塩(天然塩)3グラムをご飯にのせて摂取。


第2ステージ


◎朝食を抜く。
◎生水と柿の葉茶を飲む。両方で500ミリリットル以上。


◎食事の量を以前の8割にする。主食はできれば玄米に。おかずは、野菜、豆腐、イモ類、海藻類、小魚を中心にする。塩(天然塩)3グラムをご飯にのせて摂取。


◎食事の量を腹八分目にする。主食はできれば玄米に。おかずは、野菜、豆腐、イモ類、海藻類、小魚を中心にする。塩(天然塩)3グラムをご飯にのせて摂取。


第3ステージ


●朝食を抜く。
●生水と柿の葉茶を飲む。両方で500ミリリットル以上。
●野菜ジュースを1杯(約180ミリリットル)飲んでもかまわない。


●玄米ご飯茶碗1杯、豆腐半丁、ゴマとコンブ少々。塩(天然塩)3グラムをご飯にのせて摂取。


●野菜ジュースを1杯(約180ミリリットル)、玄米ご飯茶碗1杯、豆腐半丁、野菜・海藻・豆類・小魚類から1品、リンゴ小1個。塩(天然塩)3グラムをご飯にのせて摂取。

 

実行するのは、石原先生の方が簡単そうです。

 

 

 

 

 

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